本作品はライゾマティクスのリサーチ部門「Rhizomatiks Research」と、演出振付家のMIKIKOが率いるダンスカンパニー「ELEVENPLAY」のコラボレーションによるダンスパフォーマンス作品。観客は動きをプログラムで完全制御されたパーソナルモビリティ「WHILL」に座り、ヘッドセット型のバーチャルリアリティのディスプレイを装着。VR/ARの虚構の世界と、ダンサーによって引き戻される現実の世界を行き来するうちに様々な境界が変容していく。革新的なアイディアに満ちた未来的作品だ。この世界観を表現するため、ロゴには現実と虚構のギリギリの境界線(border)を繊細なラインで表現した。またWebサイト上のロゴの色は、常に変化し特定の色を持たない。ほか、全てのインタラクション要素にもこれを反映している。変化し続け、現実と溶け合うバーチャル空間のメタファーをデザインに落とし込んだ。
CREDIT
- ステージディレクション・コレオグラファー : MIKIKO
- クリエイティヴディレクション・テクニカルディレクション : 真鍋大度 (Rhizomatiks Research)
- テクニカルディレクション・ハードウェアエンジニアリング : 石橋素 (Rhizomatiks Research)
- ビジュアルプログラミング : 堀井哲史 (Rhizomatiks Research)
- 音楽&サウンドプログラム : evala
- ソフトウェアエンジニアリング : 登本悠介 (Rhizomatiks Research),花井裕也 (Rhizomatiks Research)
- ハードウェアエンジニアリング : 原田克彦 (Rhizomatiks Research)
- 照明デザイン : 藤本隆行(Kinsei R&D)
- 映像 : 飯尾明良 (McRAY CG),三輪映 (McRAY CG),久保池良一 (McRAY CG)
- 映像プロデューサー : 加島貴彦 (P.I.C.S.)
- クラフト : 望月俊孝(Rhizomatiks Research),坂本洋一 (Rhizomatiks Research)
- 3D モデルエディティング : 石井達哉 (Rhizomatiks Research)
- 衣装 : Yae-pon
- バイノーラルプロセッシング : Katsuhiro Chiba
- サウンドデータフロー生成 : 土井樹
- 舞台監督(スパイラル公演) : 原口佳子,川岡大二郎
- テクニカルプロダクションマネージャー : 上條慎太郎(Rhizomatiks Research)
- Web/グラフィックデザイン : 木村浩康(Rhizomatiks Design),三登健太郎(armsnox),藤井かおり(Rhizomatiks Design)
- プロデューサー: 千葉秀憲 (Rhizomatiks)
- 制作 : 太田あゆみ (Rhizomatiks),白岩よう子 (ELEVENPLAY),安江沙希子 (ELEVENPLAY)
- CAST : NOZOMI HIRAMOTO, YUKA NUMATA, SAYA SHINOHARA, ERISA WAKISAKA, KAORI YASUKAWA
- AYA KOHMEN, MINAKO MARUYAMA, YU TOKUTAKE*
- *スパイラル公演のみ
- 主催 : 公益財団法人山口市文化振興財団
- 後援 : 山口市、山口市教育委員会
- 助成 : 平成27年度文化劇場・音楽堂等活性化事業
- 3D Scan and Motion Capture協力 : Crescent,inc.
- 照明機材協力 : カラーキネティクス・ジャパン株式会社,パイフォトニクス株式会社
- プロジェクションサポート(スパイラル公演) : aircord
- 技術協力 : YCAM InterLab
- ヘッドホン協賛 : ソニーマーケティング株式会社
- 特別協力 : WHILL 株式会社
- 企画制作 : 山口情報芸術センター[YCAM]